MIDNIGHT HERO

デラシネのブログ。明日へむかって。

ブログで短編小説を。作者のあとがき。「Fin 」中森明菜。

Books 

これまで、五篇の短編小説をブログに書いた。

ここらで、読んでくれた皆さまへの感謝をこめて、創作の舞台裏を少々お話したい。

自画自賛の鉄面皮。

おこがましいが、何か小説らしきものを書いてみたいと思っている方への、ヒントともなれば、幸い。

 

「Fin 」について。

中森明菜という歌い手は、彼女自身の人となりに、自身の楽曲を重ね合わせ、悲しいくらい自分のものとしている、稀有な存在だ。

憑依型という形容があるが、彼女もまた、この表現に、よく当てはまる。

 

彼女の歌を聴いていると、歌の世界そのものが、彼女に思えてくる。

中森明菜の半生と、彼女を演出した楽曲には、意図的な共犯関係がある。

報われない愛に狂い、悲しみの底に堕ちてゆく、女の情念そのものの化身となって、中森明菜というメタ・フィクションは成立した。

 

そんな中森明菜の世界から湧き出てくるイメージは、ごく短いモノローグこそふさわしい。

「Fin 」の歌詞の「手でピストル真似て涙をのむ」という愛憎ウラハラな言葉。

そして、彼女の「二人静」という楽曲のなかの「殺めたいくらい愛しすぎたから」という激しすぎる情念の言葉。

このふたつの詞が、この短い散文詩の最後を飾る。

 

「爪を噛む癖」。

普通なら、不潔で子供じみた仕草と、嫌がる女も多いはず。

それを、起承転結の「起」と「転」に用いたことで、ストーリーが生まれた。

短編小説は、「転」のアフェアがキモである。

 

永遠の歌姫。

中森明菜は、私の心に、そうあり続ける。…

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二人静-「天河伝説殺人事件」より

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