MIDNIGHT HERO

デラシネのブログ。明日へむかって。

反骨の歌。プロテストソング。~稲田朋美防衛大臣に捧ぐ〜

今回のディスクブログは、反骨の歌と題してお送りします。

いわゆるプロテストソングというのは、60年代からアメリカで始まったキング牧師の黒人差別に反対する公民権運動、ベトナム反戦運動、ヒッピーカルチャー、フラワームーブメント、ビートジェネレーションなどの、カウンターカルチャー(既成の文化に対抗する若者文化)を背景として、登場したものです。音楽として、その源流をたどっていけば、ブルースやジャズ、カントリー、民謡としてのフォークがあって、それらを吸収して生まれたものですね。

今日は、その代表格、ワン&オンリーのシンガーの曲から聴いてもらいます。

風に吹かれて        ボブ・ディラン

風に吹かれて Blowin' In The Wind:ボブ・ディラン歌詞と和訳


Blowing In The Wind (Live On TV, March 1963)

Blowin' In the Wind

Blowin' In the Wind

アメリカで、こんな時代の風が吹いていた頃、日本でもその影響を受けた音楽が、若者を中心に広がりつつありました。

時は、日米安保闘争が大きな時代的関心であった頃、学生運動の嵐が吹き荒れ、その嵐が終焉を迎えようとする頃にかけて、自由に自己表現ができる自作の歌を作ろうという機運が生じました。プロの作詞家や作曲家が作る歌ではなく、学生が発禁処分などの介入を受けないための自主制作レーベルを立ち上げ、そこから自分たちの歌を自由に作ろうという動きが生まれたのです。それが、アングラフォークを自主制作するURCレーベル、関西フォーク、広島フォーク村などの動きでした。

その頃は、聴衆も社会の動きに敏感でした。だから、いわゆるヒット曲を作ろうとすることは、体制に迎合し、商業主義にまみれ、資本家の奴隷になることとして、忌むべき堕落した行為として罵倒の対象とされました。

吉田拓郎の「結婚しようよ」が大ヒットしたとき、拓郎がステージに立って「結婚しようよ」を歌おうとすると、聴衆からは罵声と怒号が飛び、ものが飛んで来る、そんな時代だったのです。

2曲目。ディランから大きな影響を受けたジョン・レノンの曲。

Power  to  the   People        ジョン・レノン 

ジョン・レノンのパワートゥーザピープルの和訳と歌詞


John Lennon Plastic Ono Band - Power To The People

Power To The People (2010 - Remaster)

Power To The People (2010 - Remaster)

 

だけど、思うのです。

それって、そんな時代だったということで、片づけていいことなのかと。

拓郎は、そのとき何を思ったか?   「人間なんて」は良くて、「結婚しようよ」はなぜダメなのか?  自分は、自分が歌いたい歌を歌っているだけではないか?

日本人の硬直した思考は、戦前と少しも変わっていない。「みんなと同じ」が大好きで、右を向け右、左を向け左が無言の合言葉、個人の自由、思想、行動を少しも尊重するところがない。

  オレは自分が歌いたい歌を歌うんだ、という「個」の思想は踏みにじられる。みんなが同じ顔を持たないと許せない。変わり種は、常に仲間はずれにされ、イジメにあうのだ。

そうは思いませんか?

アジアの片隅で       吉田拓郎

アジアの片隅で 吉田拓郎 - 歌詞タイム

アジアの片隅で

アジアの片隅で

アジアの片隅で

アジアの片隅で

 

 顧みるに、今の日本はどうか?  変わらない。何も変わらない。自民党に勝てるのは、したたかなメディア戦略に長けた、小池百合子しかいないのか?

安倍晋三政権は、国家機密保護法案、共謀罪法案を成立させた。

たとえば、あなたとフレンドになった友人が、ブログを通して、何やら話し合っている。2人は吉田拓郎が好きらしい。これは、危ない思想だ、捕まえろ、テロ等準備罪だ、共謀罪だ。

突然二人が、最近いなくなった。どうやら、二人は危ない思想の持主だったらしい、という噂だ。

でも、ある友人が、裁判所に訴えた。二人をどうしたんだよ!  ところが、裁判所は、これは国家機密に関する重大事件ですから、お教えできませんよと答えた。

これが国家機密保護法とテロ等準備罪です。

テロはお題目。何とでも言えるんです。

戦争を始めるときに、敵方から攻撃されたから反撃しました、と言いますね。

日中戦争のときの満州事変も盧溝橋事件も、ヒトラーポーランド侵攻のときのドイツラジオ局襲撃事件も、すべて日本陸軍ヒトラーの自作自演なんです。嘘っぱちなんです。

既成事実として、そういう法律ができてしまえば、すべて、うやむやにしてしまえる。

曰く、

東京オリンピックのために、やってるんです、平和憲法もみなさんのために変えるんです、北朝鮮が危ない国だから、人種差別するトランプと仲良くするんです。すべて、国民のためですよ〜。」

やってられるか ‼️ バカヤロー‼️

落陽       吉田拓郎

落陽 吉田拓郎 - 歌詞タイム

落陽 (Live)

落陽 (Live)

LIVE’73

LIVE’73

 

Sunset on the River

 

さて、これが本日のメインです。

 少しおつむの弱い稲田朋美防衛大臣に、この曲を捧げます。

自衛隊に入ろう       高田渡

自衛隊に入ろう 高田渡 - 歌詞タイム


高田渡 自衛隊に入ろう 岡林信康ファーストコンサート

自衛隊に入ろう

自衛隊に入ろう

  • 高田 渡
  • シンガーソングライター
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes 
自衛隊に入ろう

自衛隊に入ろう

 

 これの原曲は、ピート・シーガーという、アメリカのフォークシンガーの曲です。「花はどこへ行った」「We Shall Overcome」などの反戦歌で知られています。もちろん、高田渡に大きな影響を与えていますね。

さて、ここらで、いまどきの曲を。(と言っても古いですが。)

忌野清志郎を聴いて欲しいところですが、前に紹介してるので、こいつらの曲を。

ラインを越えて      ブルーハーツ

ラインを越えて / THE BLUE HEARTSの歌詞 |『ROCK LYRIC』


ブルーハーツ / ラインを越えて (1987.9.27)

ラインを越えて

ラインを越えて

ラインを越えて(デジタル・リマスター・バージョン)

ラインを越えて(デジタル・リマスター・バージョン)

 

 それでは、最後の曲です。静かな、プロテストソング。筑紫哲也がやっていたニュース番組「ニュース23」のエンディングテーマ曲。

  最後のニュース       井上陽水

最後のニュース 井上陽水 - 歌詞タイム


最後のニュース - 井上陽水 1992 SPARKLING BLUE (日本武道館)

最後のニュース

最後のニュース

最後のニュース

最後のニュース

 

 筑紫哲也井上ひさしも鬼籍に入り、政治をまともに批判してくれるジャーナリストや作家が減っていく。しかし、悲しんでばかりはいられない。

もう、あなたののどに、ナイフは突きつけられていることに気づきませんか?

それでは、今日は終わります。お休みなさい。 

 

このブログでは、みなさんのご意見ご感想などをお待ちしています。

どんな曲を聴きたいか、どんな歌の特集をしてほしいか、聴いた曲の感想、思い出、などなど、お気軽に、コメントをお寄せください。

Ambassadors of Peace